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海外と日本の未婚率の違いは?子供が作れない理由にも迫ってみた!


日本で現在、社会問題になっていることのひとつに「少子化」が挙げられます。ですが、近年未婚率が上昇したといっても、日本の既婚率は欧米諸外国からみてもまだ高水準にあります。逆に、欧米の既婚率は日本より若干低いデータがあるのにもかかわらず、少子化の問題は避けられています。その違いは、いったいどこからくるのでしょうか。

今回はこのような少子化の問題も含めて、海外と日本の未婚率とその実態について解説したいと思います。

 

日本と海外の「未婚率」違いの実態とは?

50歳までに一度も結婚したことのない人の割合を表すのが「生涯未婚率」です。日本ではかつて低かったこの生涯未婚率ですが、2015年時点での生涯未婚率は男性で20%を超え、女性でも15%近くにのぼっています。つまり女性の7人に1人は「未婚女性」ということになります。1980年頃の日本の未婚率から比べると、男女とも10%以上も上昇しています。

しかし、「結婚するつもりはない」という割合は増えているとはいえ、「いずれは結婚したいが、今はまだするつもりがない」という割合が増えていることを考えると、社会的に家庭を持つための経済力がない、つまり非正規雇用率が高くなったことによる低所得化の進行や、相手と出会うチャンスがなかなかないなどの理由で「結婚したいけれど結婚出来ない」人も増えています。

一方で海外の未婚率を見ると、日本でも多い「結婚したい」若い世代、つまり20代での同棲率が特にスウェーデンやフランスなどのヨーロッパではとても高いことがわかっています。同棲イコール事実婚が多い、というのがヨーロッパの特徴であり、これは国の文化の背景であったり、事実婚の法制化によって、「結婚せずとも、パートナーと共に暮らせる社会」が具現化されていると言えるでしょう。日本の若い世代の結婚が遅れているのは、先にあげた所得の低さや事実婚に対する法制が日本にないことから、「カップルになれば結婚出来る」という社会保障が日本では実現されてないことも理由のひとつだと見受けられます。

 

こんなに違う!日本と海外の「子供が作れない理由」

また、日本で進む「未婚化」が同時に「少子化社会」を生んでいるともされています。ヨーロッパなどでは事実婚でもいわゆる婚外子の割合が非常に高くなっています。婚外子そのものがほぼ世間においてまだ認知されにくい日本では、未婚率が上がり、また夫婦の間に生まれる子供の数も減っていることで、少子化が進んでいるのです。

日本が少子化社会になっているのは何故かというのは、「子供が作れない理由」から見てとれることが出来ます。日本の子供が作れない主な理由は「子育てにお金がかかる」「共働きで子育て出来る環境がない」と言ったものです。欧米では、「家が狭い」「健康上の理由」などとする割合が高く、日本に多い理由を挙げる割合は低くなっています。

先にも述べたように婚外子の世間的認知度の違いや、同じように同性愛婚の認知度も日本と諸外国では異なってきます。また、欧米などでは20代のうちから同棲婚をし、30代以降になり子供を作る傾向があります。それに対し、日本は20代で結婚する夫婦の子供の数は多いものの、30代以降に結婚する夫婦の子供の数が20代のそれより低いことを考えると、「カップルとしての成り立ち」が遅いと言える日本では、年齢が上昇するにつれてから結婚に至るため、その分子供の数も少なくなっていると考えられます。

 

まとめ

このように、日本とヨーロッパ、またアメリカなどと比較すると国自体の法制度や、社会的なカップルへの認知度などライフスタイルの違いが、それぞれの未婚事情を生んでいると思われます。日本の未婚率の上昇が少子化を産む背景には、海外の未婚率のそれと比べると違いがあることがわかります。

日本の未婚率の低下や、少子化に歯止めをかけるには経済的な社会保障を作ることも必要であるといえます。ですが、事実婚や婚外子などへの世間的認知など、「カップルの多様なあり方」というライフスタイルを広く認めると同時に、今まで日本に存在する「結婚のあり方」そのものも見直す必要があるのではないでしょうか。

 

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