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新たな結婚のメリットを発見!結婚で”認知症”の発症率が低減!?


未婚者の中には、敢えて独身を選択している人ももちろん多くいらっしゃることでしょう。そういった人たちは、結婚生活に於けるデメリットに目が行き、メリットと比較した上で未婚という選択をしているかもしれません。確かに結婚生活は何かと大変なことも多いでしょう。

しかしパートナーと共に年を重ねて生きていくことが、『認知症リスクが低減する可能性がある』とした研究論文が、2017年11月、「神経学・神経外科学・精神医学ジャーナル」という医学誌に掲載されたのです。”結婚すると認知証を防げる”という、新しい結婚のメリットについてみていきましょう。

 

未婚者と既婚者の、認知症リスクの割合の差

ここからは、この論文を元にまとめていきます。この研究は、ロンドン大学ユニバーシティー・カレッジの研究者、アンドリュー・ゾンメルラード精神科医らによるものです。この中には、事実婚のように、正式に籍を入れていない同居するカップルも含まれています。

80万人以上のデータを使用したこの度の研究によると、生涯独身の人は、アルツハイマーやその他の認知症にかかるリスクが約40%高くなっていることが分かったそうです。また伴侶に先立たれ、人との長い同居生活の後に独身となった場合も、約20%のリスク上昇が見られたとのことです。

しかし不思議なことに、『離婚』経験のある高齢者の場合、認知症リスクが既婚カップルと同じ割合にとどまっていることがわかったのです。

この研究は、過去に行われた研究結果15件分、計12か国の81万2000人分のデータを元に出された結果です。この中にはフランス、ドイツ、中国、スウェーデン、アメリカ、ブラジル、そして日本のデータも含まれますが、それぞれの「国」で見たときの結果に、バラつきが無かったことがわかりました。文化が違えど、何か同じ要素が関係していることがわかります。それは一体なんだったのでしょう。

 

結婚生活と認知症リスクの因果関係を表す、3つの理由

未婚・既婚で何が違うかと言えば、そのライフスタイルでしょう。生活基準やいろいろな水準が、独身時代とは一変するかもしれません。その中で認知症との因果関係があると考えられる原因が、3つあります。それは何でしょうか?

 

肉体的にも精神的にも健康でいられること

結婚することによって維持できる心身両面の健康の維持により、認知症及びその他病気のリスクが減る、という結論です。ゾンメルラード医師は、「健康な体や、食事、また運動といったヘルシーなライフスタイルだけでなく、”話し相手”となるパートナーを持つことによる社会的な刺激、精神面での健康」が起因しているとしています。

家族を持つと将来のことを具体的に、真剣に考えるようになります。それに伴い、自身や家族の健康面に気を使ったり、保険に入ったりして積極的に不具合のある部分への治療に臨んだりするようになることでしょう。また話し相手がいるというのは、脳にとってとても重要なことです。「話す」ことをやめれば「考える」ことが減り、脳機能が衰退していく恐れがあるでしょう。それが、認知症リスクの低減に繋がると言うわけです。

 

伴侶を亡くしたショックによるストレスが、認知症を引き起こすことも

これは悲しい結果ですが、配偶者に先立たれたショックで、記憶や学習、感情を司る「海馬」に大きな影響を与えるため、認知症になる人も居るということです。先に述べたように、伴侶に先立たれた人の認知症リスクの上昇は、結婚生活を続けている人よりも20%上昇しているのです。

離婚して独り身になった人は、「先立たれる」ショックとはまた違うストレスになります。そこでリスクの統計結果は未婚者のそれとほぼ変わらないという結果になるようです。

しかし、生涯独身の人のリスクが40%であることをみると、認知症にかかる恐れが半分にまで減っていることがわかります。

 

そもそも結婚できるほどのコミュニケーション能力がある人は、認知症になりにくい?

なんだか元も子もないことを言われているような気がしないでもないですが…。決して、柔軟な思考やコミュニケーション能力が欠如しているために結婚できないのだという短絡的な話ではないことを先に述べておきます。

この結果について簡単に解説するならば、『柔軟な思考や高いコミュニケーション能力を培っていかなければ、脳に於ける認知的予備力が低くなっている状態になる=認知症リスクが高くなってしまう』ということ。逆に言えば、このような能力を育んでいくことにより、結婚機会が多くなる、ということです。

 

まとめ

”結婚すると認知証を防げる”という、新しい結婚のメリットをご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。

未婚者の「老後」についての心配事と言えば、一番はお金のことかもしれません。しかし、今のうちに積み立てておくなら解決すると考えるでしょう。身体的な病気にかかったとしても、蓄えさえあれば、病院や施設で面倒を見てもらえます。しかし、認知症にかかるリスクについては、お金があっても予防できるものではありません。今回は、このような「結婚」で認知症リスクを低減することが出来る、という研究についてお伝えしました。

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